カテゴリ:「福知山線脱線事故」「福知山線脱線事故(宝塚駅発車)」から続く
事故を起こした運転士は、回送列車を宝塚駅に到着させる際、着番線を勘違いし、制限速度40kmのところを65kmで進入してしまう。
このミスに動揺した彼は、ATSの「確認扱い」ができなくなり、車両は非常ブレーキで途中停車してしまう。また、彼はこのミスを指令に報告せず、ATSを無断で解除する。
それだけではない。所定停止位置付近では、ATSの「誤出発防止機能」で非常ブレーキがかかる。
1つのミスが連鎖してしまい、異常な運転になってしまった。
ミスが会社に知れると、「日勤教育」で職場の見せしめになり、下手をすれば運転士から外されかねない。
そんな恐れを抱いた彼は、車掌が指令に報告するかどうか、気にしていた。
(以下、「
鉄道の裏面史」をご覧ください。)
posted by 鉄道業界舞台裏の目撃者 at 16:27
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福知山線脱線事故
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