鉄道マニアと採用(1)

 「誰も語りたがらない 鉄道の裏面史」

佐藤 充 5年ぶりの書き下ろし!
107 名の死者を出した「福知山線脱線事故」、政治家の思惑がからみあう「新幹線の利権」、鉄道が買われる「阪神電鉄村上ファンド買収事件」、東京を襲った未曾有のテロ「地下鉄サリン事件」、首都圏で起こった乗客の暴動「上尾事件」、初代国鉄総裁の謎の死「下山事件」……
2015年5月15日発売
Top愛すべき「鉄道マニア」様 >鉄道マニアと採用(1)

鉄道マニアと採用(1)

読者の中には鉄道マニアの人も多いだろう。
そんな方々にはちょっとショックな話。

鉄道会社は、基本的に鉄道マニアを採用しない。

(とは言っても、社内には鉄道マニアの人も結構いるので、絶望しないでほしい。また、会社によっても多少違いはあるかもしれない。)


どういうことか。

鉄道車両マニアの人。183系、189系車両がどんどん廃車されているのをどう感じますか?

183系、189系は、国鉄時代に(直流区間で)定番だった特急車両。国鉄の特急といえばこのタイプを思い浮かべる人も多いだろう。

鉄道マニアならずとも、この往年の特急車両が減っていくのは寂しく感じる。

※ちなみに、最近では中央本線(あずさ・かいじ)、内房線(さざなみ)外房線(わかしお)にE257系が投入され、183系・189系はずいぶん減ってしまった。

しかし、走り続けて30年。今や完全な老朽化車両。


交換しなければならない消耗品も新型車両に比べれば圧倒的に多く、人手が必要でコストがかかる。消費電力も多い。

また、お客様からのクレームも、トイレの臭い、雨漏り、冬場の冷気の進入のような、経年劣化が要因でなかなか改善できないものも少なくない。

もちろん故障も多い。
故障しても、交換する部品もすでに生産していないものばかりで、廃車になった車両から取り外した部品を使いまわすしかない。

このような事情で、鉄道会社としては、経営的観点から古い車両は一刻も早く廃車にしたいのだ。


しかし、もし鉄道会社が鉄道マニアの集まりであったならどうだろう。
愛着が邪魔して廃車が遅れてしまうのではないか。


つまり鉄道会社としては、「趣味が高じている人は、経営的判断を誤るのではないか」という懸念があって、鉄道マニアの採用は避けているのである。


ある採用担当の幹部から聞いた話。

採用面接の際、

「あなたがこの会社に入ったら、どこを改善したいですか。」

と聞いたら、学生はおもむろに(本当は流通してはいけない)業務用の鉄道ダイヤを広げ、

「私だったら、このスジ(列車ダイヤ)を見直して乗り継ぎを改善し…」

と、熱く長時間にわたって自説を語り始めたそうだ。

当の幹部はうんざり。

不採用になったのは言うまでもない。


仕事は、愛着を持てないと続けられないだろう。

しかし、会社である以上、お客様に支持されつつ、適正な利潤を得て、社会のために税金を納めなければならない。それが第一義だ。

不採用になったこの鉄道マニアも、一本一本のダイヤを論じるより、鉄道という事業について大いに語るべきだった。




  「鉄道業界の舞台裏」が書籍化



 鉄道マニア様も知らない、働く場としての鉄道業界。

 『社名は絶対明かせない 鉄道業界のウラ話』

  【目次】

  第1章 事件ばかりの鉄道の現場

  第2章 タブーだらけの鉄道の管理部門

  第3章 複雑怪奇な鉄道の人間模様


posted by 鉄道業界舞台裏の目撃者 at 23:27 | Comment(59) | TrackBack(0) | 愛すべき「鉄道マニア」様 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
JRには、一流大学をでなければ入れないのですか?
Posted by 165系 at 2005年10月15日 17:50
そんなことないですよ。
最近は本社採用、支社採用と、大卒でも2系統になって
いますし。
Posted by 鉄道業界舞台裏の目撃者 at 2005年10月16日 21:06
高校からではJR東日本の入社試験は難しいのでしょうか。
Posted by 165系 at 2005年10月19日 18:08
高校からJR東日本の入社試験は難しいのでしょうか。
Posted by 165系 at 2005年10月19日 18:11
JR東日本に入社するためには、大学のどういう学部を出ればよいのでしょうか。
Posted by はやて at 2005年10月27日 21:59
特定の会社に対するコメントは控えることにします。

ただ、一般的に言って、鉄道現場は高卒の人が多いですし、
大卒でも、職種によって卒業すべき学部は異なります。
Posted by 鉄道業界舞台裏の目撃者 at 2005年10月29日 17:30
東京メトロに就職したいです。高校からで難しいですか?
Posted by UFO at 2006年04月17日 00:18
10月29日のコメントのとおりです。
Posted by 鉄道業界舞台裏の目撃者 at 2006年04月17日 23:40
いつも拝見しています。
以前某鉄道に大卒で入りましたが(今は大学再入学を経て違う仕事についています)かつての同僚が個人的見解と断って言うには、「女性の方がマニアの確立が低いから良い面はある」と。
私が就職活動をした頃は、鉄道への就職は男子学生・生徒が圧倒的でした。ここ十年で女子学生・生徒の希望も激増しているみたいですね。当時は男女均等法改正前。説明会で「今年は大卒女性の採用はありません」という台詞がまかりとおっていた時代でした。すいません、思い出話で。
Posted by 元鉄道社員 at 2006年06月06日 21:41
いつも思ってたけど、就職活動でここまで『差別』があるとは。

確かにマニアによる経営判断の誤りを危惧する、というのはある程度納得はいく。しかし、鉄道が好きで、それをいい方向に持っていくという人までを「マニア差別」の一環で排除してるように感じてならない。このブログの管理者にも、そのような差別意識をひしひしと感じる。ほんとにおかしな業界。鉄道。本来そんな意識のある者ほど排除すべきと思うのだが。公然と特定の人種を差別するんだから。就職活動して感じたこともある。某鉄乗務員職の説明会兼書類選考で私は何を思ったのか、某「電○でG○!」で異常に難しいダイヤの話を書いた。あまりに理不尽なのでミスが多発したという内容。これは福○山線の事故(日勤教育)に似てると思ったから。一番大切な安全のことを書いたつもりだった。確かに一見マニアにしか見えないだろうがこっちはまともに考えてた。なのにご縁なしメールかよ。確かに言い方悪かったけどよう。これも差別か!!と感じずにはいられない。恐るべき差別の渦巻く鉄道。あな恐ろしや〜〜。
Posted by dfgh at 2007年06月10日 21:25
本質的には管理人さんの書いてくれた189系車両の話と同じで、それをくどくしたものです。

東海道線の東京〜熱海間の15両編成のうち4両はJR東海の車両を使っていることを知っている。
出札での寝台特急の通常のB寝台と個室寝台のキー操作の違いを知っている。
社員顔負けに新幹線・特急の座席配置を知っている。
大都市近郊の特急列車の短距離旅客への改札の徹底を訴える。
種村直樹先生や宮脇俊三先生に引けをとらない寝台特急乗車ルポができる。などなど。
こういう発言や自己PRで一次面接落ちしたり、面接に呼ばれもしないで落とされたりする人がいます。確かに、こういう知識が入社後に役に立つことは認めます。しかし、こうしたやりとりを採用段階でしてしまう人の合格は、残念ながら難しいというのが私の考えです。

私は文系(事務・営業系)しか知らないです。また、鉄道の人事でもない人間が偉そうに言うこともお許しください。でもあえて私の信念に近い推測をさせていただきますが、「マニア」と揶揄される人というのは、入社前(というより合格前)から自分の固定観念や思い込みを育ててしまっていると判断されているのではないでしょうか。つまり、入社後の自分の姿、自分が数年を過ごす環境についての想像力が欠けている=自己分析が出来ていない、とみなされていると思います。これは私の印象に過ぎませんが、文系の応募者がスハネフ15形の発電エンジン音がどうとか、カニ24の主要諸元(要するに性能ですね)がどうとか、といった発言を聞いたとき、「この人は技術系に興味があるようだ。なのにどうして、文系学部で事務系の仕事を希望しているの?」と素朴に感じてしまいます。

一方、車両の形式はおろかJR東日本と東海の境界駅識別も怪しい、そもそも新幹線に乗ったのは田舎のおばあちゃんちに行くとき以来、寝台特急を知ったのはアニメ『おもひでぽろぽろ』が初めてという人が内定切符を手に入れるということがあります。というより、専門・短大、4大、中途を問わず、このような
ケースが、私の見た範囲ではほとんどです。これは決して番狂わせではないと思います。この手の人たちは、まず「客商売」の中で押し寄せてくる大変さと楽しさの波をサーフィンのように楽しもうとしており、なおかつ安全・定時輸送というかけがえのない「商品」をお客様に責任をもって提供したいという気持ちでいます。その背景には組織として収益を上げることが自分の喜びであるという思いがあり、たとえ拙い表現ではあっても自分なりの言葉で採用担当者にPRしているのです。ここには、スハネフ15もカニ24も出てきません。

自分は鉄道少年だった、自分は自他共に認めるマニアだという人は鉄道会社を受験してはいけない、と言っているのではありません。私も偉そうなことをぬかしていますが、おこづかいやバイト代をためて高校生3年〜大学時代に東京〜九州、新大阪〜九州の寝台特急、北斗星、トワイライトエクスプレスを軒並み制覇した、ブルトレ狂いでした。立派なマニアですよ(笑)。さすがに、頭の中でいつもはやぶさ号が東京駅を発車しているシーンや、富士号が名古屋駅に到着するシーンが浮かぶと言うレベルではなかったですが。今でも、青い車体の「特急はやぶさ 東京」、「特急北斗星 上野」という表示板を見ればわくわくする性質です。しかし、就職時の私は明けても覚めてもブルトレ、という状況ではありませんでした。今回は省きますが、高校3年のときに初めて乗った東京行きの寝台特急の車掌長と専務車掌に、鉄道人生の厳しさのみならず、時間という貴重な資源の大切さ、なにより社会人になる前の大学時代の大切さを懇々と説かれましたね。その後、この車掌長の言う「時間」を私なりにじっくり掘り下げました。そして、採用面接時に「時間」を商品としてPRしていきたいという主旨の発言をして、合格させていただきました。ファン、マニアである自分を偽る必要はありません。私が出会った範囲でしか言えないのですが、まだ採用段階に入らない前から、なまじファンであることを無理に隠そうとして、発想の転換や企業研究の視角のずれを指摘してもらえない人が多いように思うのです。ビジネスとして鉄道事業を捉え、通常の生活者としての視点を持ち、そして鉄道ファンとしての自分を共存させる
ことは十分に可能だ、ということです。しかし、仕事と趣味の区別はしっかりつけてくださいね、趣味についてもいろいろな価値観を許容できるキャパシティを持ちましょうね、ということです。何より、親御さんから授業料を払ってもらって学校に通っていた時代を
終えて社会人になる、企業の収益に貢献しそこから自分の生活資金を戴く、という発想を身につけてほしい。応用が自由自在に利く、体力に自信がある、人の言葉を鵜呑みにせずその裏を読める、周囲の人を巻き込んで仕事を作り上げていく雰囲気を持っている、そして自社の収益向上を自分の給与への反映と考えてがんばれる人だと判断されれば、少なくとも土俵にも上がれず敗退するということはないでしょう。私が強調したいのはこの点ですが、管理人さん、いかがでしょうか。

下の寝台特急の話はもし、読む気力があれば、お読みくだされば幸いです。
Posted by Via at 2007年06月21日 19:45
さくら、富士、みずほ、はやぶさ、出雲1・4号、あさかぜ1・4号、あさかぜ2・3号、出雲2・3号、瀬戸、銀河。おそらく、鉄道ファンでない人や、平成生まれの就職希望者の方にはにはピンと来ない名称でしょう。(北斗星やトワイライトエクスプレスといえば
なんのことかお分かりになるかな?)
今残っているのは「サンライズ瀬戸・出雲」「はやぶさ・富士」「銀河」の三本だけです。東京駅を、郷愁をそそる警笛を鳴らす機関車の後から長いブルーの車体をくねらせて発着していた寝台特急・急行です。
通勤電車の中から見える、「特急みずほ 熊本」、「特急出雲 浜田」という遠い西日本の地名の入った行き先表示、まるで宇宙船のような車体に「SOLO」という大きなロゴマークの入ったB個室寝台車両、レトロなランプの光が車窓から漏れる食堂車。そして、関東地方ではめったに見られない外国の巡査のような制帽と九州訛りの車掌さん。これらの光景を見ると、誰しも一度は乗ってみたいと思う。東京駅を発着する寝台特急とはそんな存在だったと思います。私も、ダイヤ改正のたびに減っていく寝台特急を見て、残念に思います。「東京〜新大阪、N700系で5分短縮、そして博多へも」ばかりでなく、あのガクンという衝撃のあとにのそりのそり動き出す寝台車の旅の魅力が見直される日は来るはずです。しかし、企業体である以上、現状で収益を確実に見込める部分に経営資源を重点的に投入するのが鉄則です。

私が就職の相談を受けたときも、恒例のように寝台特急のことが出ました。「このまえ、はやぶさのA個室に乗ったら熊本から東京まで貸切で、B寝台もガラガラ。こういう旅もいいですね」と、嬉々として話した
人がいました。私はもはや需要のなくなった商品の姿を突きつけられた気持ちがしたものです。また、東京から宮崎までの富士号の旅を、JR東日本エリアでは乗車があまりなく、JR東海・西日本エリアの名古屋、京都、大阪から乗ってくる客の方が多かったこと、山陽地方の各駅から北九州方面への通勤特急の役目も果たしていることなどを、まるで再生映像をみているかのように話した人もいました。勿論、乗車人員の少なさにも言及し、あさかぜ・みずほ号の個室化を進める案というものを持ち出されましたね。いずれも、収益の話から自分が会社という組織でどう働くのかという話に入れませんでした。お二人とも、雑誌記者かトラベルライターとしての訓練を積んだほうが良いのでは、というのが私の感想でした。
しかし、寝台特急の話題が出ても、収益性の話が発展した女性が一人いて、彼女は見事、某鉄道に内定しました。曰く、「女性の自分しか乗っていないB寝台は怖かった。個室寝台が空いていなければ新幹線か飛行機にしますというのは当然の選択。こんな状態では、会社にとっても不経済なのでは?」という疑問を私にぶつけて来ました。

Posted by Via at 2007年06月21日 20:03
上の続きです。

では、運行する側になって、寝台特急の意味というものを考えて見ましょう。これはあくまで私の私見であり、JR四社の公式見解等ではありません。

1乗客数が少なければ、当然収益は低い
人気の高いはやぶさ・富士号のB個室ソロは定員18名。上で「ガラガラ」だという話が出たA個室シングルデラックスは定員14名で、二段式のB寝台の
定員は大体30名前後。1990年代の夏休み前のある日、私がはやぶさ号(14両編成)に乗ったときの乗客数は、A個室3名、B個室18名(ちなみにこの中の一人が私)、B寝台45名でした。食堂車とフリースペースの2両を除いて、まるまる9両分のB寝台車は
空気を運んでいたというわけです。マニア的な立場からは、一車両を貸しきって、空いている車掌に話し相手になってもらう楽しい旅の思い出ができます。しかし、会社側からしてみれば経費の無駄ということになるのでは、という内定女性の意見に賛成です。

2これだけかかる、寝台特急の経費
@車掌、機関士、車内販売要員の人件費(車内販売はグループ会社ですが、連結決算では同一会社組織です)。しかも、深夜の時間を走るために割り増し賃金が必要です。また、車掌が他社エリアで一泊する場合、その分も必要です。
A深夜に停車する駅の諸経費です(駅社員への手当て、駅の光熱費、その他を含みます)。しかし、乗客がゼロということもざらにあり、駅社員のモチベーションが心配です。
B車内のエアコンや各種機器の発電機を動かすための燃料。トイレ・洗面所に使う大量の水です。これとてただではありません。
C客車(14系、24系)車両のメンテナンス
これは、北斗星であれ、トワイライトエクスプレスであれ、基本的に30数年前の老朽車両ですから同じことです。

3関係各社の事情
では当時のはやぶさ号を例にとりましょう。

@収入面
はやぶさ号の24系車両を管理し、東京までの約20時間の車内で不寝番をしてくれる車掌さんはJR九州です。客車を牽引する機関車はJR九州、西日本
が管理し、運転士は、九州→西日本→東海→東日本と境界駅ごとに交代します。また、東京での折り返しの間、はやぶさ号は今度は下りの富士号として品川にある車庫で整備・点検・清掃・リネン類の洗濯などを受けるわけですが、この要員はJR東日本の受け持ちです。

私が、熊本から東京までのA個室寝台券を、JR東海の窓口で買ったとします。乗車券、特急券、寝台券あわせて約30000円です。では、この収入はどうなるのでしょうか。はやぶさ号が走る熊本〜東京の距離は約1200キロですが、九州(熊本〜下関)・西日本
(下関〜米原)・東海(米原〜熱海)・東日本(熱海〜東京)の営業距離で比例配分をするのです。九州が200キロ、西日本が500キロ弱、東海が450キロ強、東日本が100キロです。まず、発券した東海がこのうちの数%を受け取ります。残りを四社で配分するわけですが、九州と東日本の負担が大きいわりに、はやぶさ号から得る収入は少ないことが分かります。また、私がはやぶさ号を利用する区間を下関〜熱海にし、熱海〜東京は新幹線こだまを使ったとします。この場合、はやぶさ号の収入は、卑近な言い方ですが西日本と東海で山分けです。東京行きのはやぶさ号の乗客は、熊本〜東京を乗りとおす人は実際には少なく、博多から広島にかけての駅で最も人を集め、浜松から静岡
あたりでもうごっそり下り始め、東京に急ぐ人は新幹線に乗り換えるという傾向でしょう。総じて西日本と東海は、はやぶさ号はじめ、寝台特急からの収入が大きくなっていたというわけです。東京〜九州の寝台特急を残してほしいという希望は西日本に強かったと聞きました。しかし、この東海と西日本にしても、名古屋・京阪神という大都市の通勤輸送を抱えていて、深夜に通過する寝台車の安全を考慮しながら自社の線路や設備の安全点検をしなくてはならず、絶対数のすくない寝台特急の収入を重視しなくなるとしたら、それも経営という見地からは理解できます。つまり、寝台特急はいわば四社が相当の負担覚悟で運行し、九州と東日本は持ち出しさえあったのでは、といえるでしょう。

Aダイヤ面
まだ、一日に7・8往復の東京発着の寝台特急が東海道線を駆け抜けていたときは通勤輸送との両立が課題でした。夕方の最も混雑する時間の東海道線。
がらがらのさくら、みずほ、あさかぜ1号を先に通すために、超満員の通勤電車が品川・横浜・大船・平塚の各駅で延々と停車する。15両もつないでいるのに、始発の東京でも2本は待たないと座れない、特別料金を払うグリーン車でも、座席に座れなくても普通車よりはましだからというので立っている人がいる。仕事で疲れた通勤客は寝台特急を見て旅情を感じてくれる人ばかりではありません。そもそも無関心か、関心があったとしても、あんながらがらなら安い金で乗せてほしい、どうせ乗る人がいないのならいっそ廃止して
その分通勤電車や湘南ライナーを増やしてほしい。こういう声も決して少なくなかったはずです。また、北九州、福岡をかかえるJR九州の鹿児島本線でも、俊足の特急や快速を速度の遅い寝台特急が邪魔をするということが起きていました。寝台特急が大幅に減便されるころには、寝台特急の方が通勤電車の後をノソノソついて行くというダイヤに変わりました。JR東日本にとっては東海道線の普通電車のお客様、JR九州にとっては鹿児島本線の特急や快速のお客様を優先したいと言うのは、人情としても良く分かります。
Posted by Via at 2007年06月21日 20:10
Viaさんへ。

 どうやら私は周りからは「マニア」と呼ばれるタイプの人間のようです。少なくともそう自分で勘繰っているかもしれません。自分として、それは大変嫌なのですが。自己嫌悪に陥ることもあります。
 以前は感情的になるあまりめちゃくちゃなこと書いて不快な思いをされたことと思います。大変申し訳ありませんでした。

 しかし、「マニアは採用しない」という話は私が小学生のときから聞いており、その時点で既にいぶかしく思っていたのです。その時点で「それは差別だ」と感じていたからです。そして、私が就職活動で鉄道会社を受ける際にも、そのような感じで言われている(業界の方よりもむしろ家族、大学内、バイト先など)ように感じたこともあり、ますます苦しかった。それでも入りたかった。裏事情はあるのはどこも同じ。鉄道を残し発展させ、将来の交通権を確保したいからこの業界、及びそれの発展に携われる仕事をしたい。そう思っていました。それでも、周りは「あ、マニアがなんか行きたがってる…」そんな風にしか見てないんじゃないか、馬鹿なのは周りじゃないか!少なくても自分の中でそう感じていました。

 私としては、「鉄道マニアは採用されない」ではなく、「その場とずれたことを言っても採用されにくい」と考えています。この記事であったダイヤ論を延々と語った受験者、事務系の応募で客車のエンジン音について語った受験者などなど、その場で話すべきこととずれていましたよね。本人としてはたまたま(?)詳しく知り、関心を持っていたから話したり書いたりしたのでしょうが、「将来入社し、自分が仕事をするとき…」という職業人としてどうあるのか、という観点からかけ離れていますよね。これだと採用されない、というのはよく分かりました。しかし、ここで私が申し上げたいのは、
  『就職、採用活動において、このような現象は鉄道業界に限らずどの業界にも当てはまることでないか?なのになんで鉄道業界だけ「マニア」などといわれ、(あまり良くない意味で)さらし者にされるのか』、ということです。

 就職活動のガイダンスを聞く際、このような受験者と採用側のずれに注意するように、と色々な就職のガイド(マニュアル本、セミナー、就職サイトなど)が言っていました。例えば、面接で自分(だけ)が熱く延々としゃべっても合格に至らない。なぜなら、コミュニケーションになっていないから。恋愛で例えると、自分ばかり話しても「私の話を聞いてくれない」となり、恋愛成就に至りにくい、という感じです。このパターンはまさに先のダイヤ論を延々と語った受験者ですよね!!確か妙にその業界に詳しい人が地方放送局を受験した際「今からの時代、地方局は終わりですよ」と偉そうに語り、面接担当者を嫌な気分にさせた、という話がありました。 「鉄道マニア」 の受験失敗はこの類に通じるものがあると思います。

 以上のことから「鉄道マニア」だから鉄道会社に受からないと考えもなしに言ったり考えたりするのはとっても嫌です。どの業界にもありうることなのになんで鉄道の世界だけあからさまな差別が出るのか(泣)!!
※注:何度も申し上げた「マニア差別」は業界内に限らず、『世間』に対してのことも指しています。むしろ世間一般のほうの視線、視点に対していぶかしく思う気持ちのほうが大きいです!!!鉄道がらみのことで何かあるとすぐ「マニア」がどうのこうのというやつが嫌なのです。ろくに考えもしない愚かさが。
また、あくまでもマニア差別については私自身の感じたことの部分が多く、客観的にどこまで差別があるのかはよく分からないところもあります。
少なくても「記憶に残るマニア様」で書かれていたことには差別心を強く感じたのですが。

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 余談ですが、自分自身の体験を話させてください。以前も申し上げたかもしれませんが某私鉄の電車運転職に応募する際、ある失敗をしてしまいました。 「電○で○o!で理不尽にきついダイヤの列車だけなかなかクリアできなかった。その時点で福知山線事故が起きる前から実際にそのような理不尽な仕打ちを運転士にかけると大きな事故が起きると予測した。」という旨の自己PRを履歴書に書きました。書類選考結果は(予想通り)不合格。これはこう書くべきだったと後悔しています。「電車運転ゲームで理不尽にきついダイヤを経験した。このダイヤを理不尽なプレッシャーに置き換えて考えると福知山線のような大事故の危険性を予感した(そして実際に起きた)。もし私が運転士を経、管理者になった際はさわやかで仕事をしやすい職場環境を作れる人になりたい」というような書き方にすればよかった。少なくてもゲームをしたときの状況を書き過ぎては、「こいつマニアだ。ゲームと仕事の運転を混同している。」と『誤解』されかねないと思いました。本当はゲームで疑似体験した際、安全運行に必要な「ヒューマンファクター」のことを考えていた、ということが言いたかったのに。こう考えると回りくどく書かず、単純に「ゲームをした際、『ヒューマンファクター』にあたる概念が頭に浮かんだ」とPRで書けばよかった、と後悔しています。

 延々と電車ゲームのことを書いたのですが、ここで申し上げたいのは、文書に書くときは「あまり裏の意味まで織り込まず、すぐ意味の分かる書き方にすべきだった」ということです。採用担当の立場になって考えれば、受験者は大勢来るわけだから一人ひとりにじっくり時間をかける余裕はないということが予想されます。つまり、表面的に「マニア」なことを書いたり言ったりしたその時点でその人は「マニア」と思われても仕方ない、ということです。短時間でその人のことを判断しないといけないから。表面的に「よくない」と思われたら不採用、表面的に「良い」と思われれば合格。この鉄則を実践できなかった私は愚かだと思いました。

 こういうのは紙一重という感じがします。もったいないことをしてしまった……。
Posted by dfh at 2007年07月19日 14:46
dfhさん

ご指摘ありがとうございました。確かに、用い方によっては差別につながるということはありますね。

「マニア」ということばの定義は人によってバラバラです。なので、まずは、共通の定義を決めた上で議論しないといけないのでしょうね。今後は、読者ないし閲覧者の見方、印象がさまざまであるということを慎重に考慮した上で話題提供をさせていただきたいと考えます。

>以前は感情的になるあまりめちゃくちゃな
>こと書いて不快な思いをされたことと思います。
>大変申し訳ありませんでした。

というご趣旨,私は分かりました。ただ、議論や話題の場を提供してくださっている管理人さんにも、きちりと謝られてはいかがでしょうか。私に謝るよりもまず管理人さんの方が先だったのでは?匿名での発言や議論が許される場であるからこそ、弁えておくべきエチケットがあると思いますが。

これは老婆心ながら。
あなたがもし、就職活動のプロと言える人たちに相談できる条件が整っているなら、その方たちにエントリーシートを見てもらってはいかがでしょうか。また、中途採用も含めて、鉄道会社受験のチャンスはもう残されていないのですか?
Posted by Via at 2007年07月20日 07:53
鉄道就職希望で夢かなわなかった人の軌道修正

このテーマを論じるには、新卒の人と既卒の人を分けて考えなくてはならない。というのも、後者は前者に比し再チャレンジの機会が圧倒的に少なく、完全に鉄道人生を諦めなくてはならないからである。また、小出しになってしまうが、順じ投稿させていただきたい。

鉄道就職希望で夢かなわなかった人の軌道修正「新卒編1 諦めるのはまだ早い。中途採用の道がある!」

まず、不順な気候の中、就職活動と学業、それに課外活動等との両立、本当にお疲れ様と申し上げたい。そして、下された結果について本当に残念だったと思う。「自分は、どうしても鉄道会社で働きたい」という人も多いだろう。ここでは、あくまで鉄道に拘る人に少しでもお役に立てばと思う。

Viaという30半ばのオッサンが大学4年の頃、鉄道会社も含めて第二新卒という概念はなかった。従って、数年以内に鉄道会社の中途採用にリベンジということはまず不可能だった。しかもオッサンたちの時代の四大卒は、民営化した巨大鉄道会社も大手私鉄も総合職の募集しかなく、現業職はなかったのだ。男女均等法改正前の四大女子学生はもっとかわいそうだった。旧帝大や名門女子大在学者、あるいは有力なコネを持つ人以外の女子学生が、私鉄などの説明会に行く。すると、「女性の採用はありません」という露骨な言葉が平然と言われていた。そんなつらい時代だった。つまりは、男女とも、新卒で不合格ということは、生涯、鉄道会社への就職を諦めなくてはいけない状況だった(その2・3年後、2007年問題を経営者側が真剣に考え始め、中途採用開始に踏み切る鉄道会社が続出したのだが・・)。

しかし、若い皆さんには総合職・現業職を問わず、第二新卒採用、中途採用でも道が開けている。オッサンたちのときには夢にも考えられなかった、25歳過ぎの運転士・車掌登用をうたった中途採用もあるではないか!家族や恋人についつい当たってしまいたい、ネット掲示板に悪口雑言を浴びせて溜飲を下げたい、駅の出札社員や顧客相談窓口にに嫌味の一つも持ち込みたい、という気持ちは分かる。しかし、心から心配をしてくれる身近な人や貴方の人生と関係のない他人様そのようなことをしても、心が荒れるばかりである。
下った判定は絶対に覆らない。それよりも、辛い事実を受け入れ、現状を直視してほしい。そして、自分の気持ちが冷静になるまで我慢してほしい。中途採用に向かって急がば回れ、捲土重来だ!中途採用は新卒以上に激戦であるようだ。そのためにも、いつまでもメソメソしてはいられない。自分がひとまず納得でき、仮にそのまま勤めても良いと思える企業を見つけることだ。そして、卒業論文をがっちり仕上げたころ、鉄道会社受験の敗因を分析してみよう。

中途採用では、なによりも正社員・正規職員の社会人としての経験・体験が重視される。つまり、鉄道会社は、他の業界であなたが実地で踏むであろう仕事の体験や発想などをほしがっているのだ。受験資格に、正社(職)員経験何年以上、ということを要求する鉄道会社がほとんどだ。そのためにも、新卒のうちの就職活動は、正社員として勤務できる会社を選ぶことだ。

追伸
女子学生に一筋の明るい話。具体的な名前は
出せないが、地方の民鉄では、ひとまずアルバイト社員、パート社員として入社し、その後、正社員に登用してくれる所がいくつかある。
Posted by Via at 2007年07月22日 19:33
鉄道就職希望で夢かなわなかった人の軌道修正
新卒編2「不採用の理由あれこれ」

先日、不採用通知なるものを知り合いの学生さんから見せてもらった。時候挨拶、応募の礼、不採用の一文、そして応募書類の扱いについての典型的な文例。
ふと、最後の一文に目をやると、「なお、不採用の理由については受験された皆さまへの公平を一義とする主旨から、お答えはいたしかねます」とあった。
オッサンの友達がとある企業の人事をしている。その人によれば、「不採用の理由を教えろとか、こんなに熱意のある者を落とすなんて納得できない、というメールや封書が少なからず寄せられている。一昔前に比べて増えている」と言っていたのを思い出した。

不採用の理由を教えない訳について、まず、不採用で十分に傷ついている学生さんをこれ以上落ち込ませたくない、というのが一番なのだそうだ。その上で、彼は個人的見解と断ってこう言っていた。「不採用の理由を説明することは、裏を返せば、こういう人に来て欲しいというカンニングペーパーをばらまくのと同じ。なぜなら、ネット上で学生同士で情報交換されたり、大学のキャリアサポートセンターの職員やプロの就職対策業者に使われるから。そうすれば、価値観や職業観を巧妙に偽る受験者が出現するかもしれないからだ。」因みに、彼は「白い嘘」についても、バッサリ切り捨てた。「あえてポジティブな面しか書かない資料から、見えないネガティブな部分を自分なりに解読し、それでも行きたいと思えるような人でないとだめだよ」と。オッサンは、自分を偽ってまで自分の合わない会社に行きたいという気持ちが正直分からない。だから、あえて「演技」をしてまで人気企業に入りたいという学生さんが多いというのを聞いて戸惑ってしまう。

ところで、鉄道会社ではどうなのだろうか。恐らく、不採用の理由を聞いても無駄だろう。そもそも、何千・何万という不合格者に対して、一人一人に訳を説明することは、時間的にも費用的にも不可能だ。お答えしたいのはやまやまですが、という相手の気持ちを汲んでおこう。特に、中途採用で再受験を考えている人は、不必要に人事や顧客相談窓口と接触しないことだ(決して、熱心さのPRにはならない。忙しいこちらの事情を察することができないで、時間と手間をとらせる人だ、と思われるのがおち)。

不採用の理由で思いつくこと。
常識的には次の五点。
@筆記試験、適性検査の結果が基準に到達しなかった
A過不足・指示の聞き間違えを含めた応募書類の不備
B面接等の結果、他の受験者よりも魅力がなかった
C元々、縁故採用(学閥も含む)が中心で、自由応募者の枠は極端に少なかった
Dどちらかの性に偏った採用をする方針だった
総じて、会社にとっては魅力的な受験者が他にたくさんいた。それだけのことだ。別に、自分の人間的な価値や自分の社会的な存在意義を否定されたわけではない。オッサンは、不採用の理由をいつまでも考えているより、不採用通知を破り捨てることで気持ちを次に切り替える方が、時間的にも精神的にもメリットが大きいと思う。

鉄道会社とは限らないが、こんな理由もあった。
後の祭りかもしれないが、一応、わが身を振り返って
いただきたい。
@「忙しい人事係に、仕事で疲れて帰ってきたOB
リクルーターの自宅にしつこく連絡してきた」
→忙しい社会人の時間を奪う迷惑な人。熱意を示すにも限度を考えて欲しい。
A応募書類を郵送する際、切手をかなり多めに貼って来た
→人生を左右する大切な書類なのに、郵便局に行く手間を惜しむのか。数十円・数百円の過剰であっても、
コスト意識の低い人、金にルーズな人、と印象を持った。
B「顧客相談窓口や現業機関にアポなしで現われ、
採用についてあれこれ聞いたり、相談をもちかけた」
→お客様である以上、そうした要求にも一応はお答えする。しかし、採用活動は人事を通して、というお約束事を守れない人というのは、仕事でも順序を無視したり、スタンドプレーをやりかねない。
※Bの顧客相談窓口への質問や相談については、実は
私もしたことがある。但し、OBの先輩を通じて予め連絡をしてもらったのだが。
Posted by Via at 2007年07月23日 19:41

こんばんは。


Viaさん

私も鉄道会社の現業職を受けましたが、
全てご縁がなかったという結果となりました・・・。

某JR以外は全部1つは選考を通過でき、
1つだけ最終まで残れました。

幸いその1社からは大学内での関係で、
不採用となった理由を2点教えて頂けました。

・当社に対する魅力というものが
伝わってこなかった・・・・。
(ViaさんのBの通りですね。)

・いざという時の決断力が他者に比べ弱い感じがした・・・。


・・・・ということでした。

まあ色々とありますが、こういうことを
伺えることできたことは、とても貴重で
あったと感じています。


今はその軌道修正的な点ですごく迷っています・・・。

一応工学部なのですが、学年が進むにつれて
どんどんと工学を含む技術系というものが
魅力的でなくなっていき、逆に今回のような
鉄道現業系にどんどん魅力を感じるように
なっていったため、(その時から給料より
中身が重要だ!!みたいな感じになって
いました・・・・・。)夢が叶わなかった今、
本当にドツボにはまっています・・・・。

幸い今年の採用はJR以外は院卒採用
していたところも意外とあったのと、
卒研での内容が嫌いというわけではないので、
無理に行きたくない業界に行くよりは、
院卒採用でもう1度挑戦してみようという
つもりでもいるのですが、如何なのでしょうか??
Posted by トムトム at 2007年08月02日 22:46
トムトムさんへ

私宛に貴重な体験記をありがとうございます。
最終的な結果は大変残念だったと思いますが、不採用の理由を知ることが出来て幸運でしたね。この場で分析していただく義務はないので、ご自身でじっくり掘り下げ、大学院進学ないしは今後の就職活動に生かしていけばよろしいと考えます。

また、かなりの数の鉄道会社の採用ステップに進まれている分、悔しい気持ちはわかります。ただ、仕事ができる人、仕事に向いている人であるという評価が、受験された各社で下されたことは間違いないと思います。ですから、自信を持ってくださいね。
私は文系出身なので、技術系の管理人さんのコメントも楽しみですね。

本題に入る前に、トムトムさんはなぜ鉄道現業に魅力を感じられたのか、お伺いして良いですか。
Posted by Via at 2007年08月03日 13:37
Viaさん


大変嬉しいコメントを頂き、本当にありがとうございます・・・・。


私は小さい頃から鉄道やバスといった乗り物が好きではあったのですが、
高校の時は就職する自信もなく、エスカレーター式で大学入学できるチャンスが
あったことなどから、当時は鉄道業界に就職することへの魅力的なことは
特に感じていませんでした・・・。


しかし、大学に入ってから約2年やった個人宅に訪問してのインターネット・メールの
初期設定のアルバイトで、お客様から『ありがとう』とお声をお掛け頂いたのが
とても嬉しかったことと、地元のKバスの乗務員さんが他のバスよりも親切丁寧な
応対をして下さっていることなどがきっかけで、まずは「サービス業」に興味を持ちました。

また、学年が進むにつれて自分に技術系の職に就いても満足の得られるような
人生にはならないと感じていき、逆にその分上記のアルバイトで得られたきっかけから、
鉄道という形でお客様と接していこうと思うようになっていきました。

そして、就活も始まるにつれて「なぜ働くのか??」ということについても
考えるようになるにつれて、自分の中では「お金を稼ぐ」というよりも、
(裏でのことなどで色々と問題はありますが)少しでも多くのお客様のために
貢献できるようになるためにという気持ちになっていき、鉄道業界を
目指すまでに至ったわけです。

(そのため、「お金を稼ぐため」「生活するには何が何でも働かなきゃならない」と
周りのたくさんの人がそういっているのが(確かに間違ってはいないのですが)
自分としてはとても辛く感じました・・・・。)


・・・まあ確かに他のに比べてやや「安定性」があるなどの理由も
多少あるのですが、一番の大きなきっかけは上記の通りです。


ですから、昇給、昇進、結婚、スタイルみたいな、他の人が
気にするようなことはほとんど排除あるいは気にしませんでした。


ちなみに呑み会とかはよく行くのですが、酒にかなり弱いです・・・・。
「酒をも飲みたくても飲めない」ということがないという点では
恵まれていたかもしれませんが・・・。


以上ざっとですが、このような感じです。
Posted by トムトム at 2007年08月04日 02:35
工学部の学生さんとのことですので、ひとまず技術職で受験されたと考えて話を進めさせていただいていいですか。私よりもお詳しいと思いますが、四大の就職では、設備(線路や橋梁も含む)・電気・信号系統の保守管理業務、車両の整備・点検・開発の部門があります。基本的にはフロントで接客をすることはないですよね。会社側は、トムトムさんに技術職として就職してくれることを望んでいた。しかし、トムトムさんと面接等で話すうちに、実はフロント的な仕事をしたい人だと分かって来た。あなたもそういう意思表示を
していた。こうなると、運良く就職出来たとしても、
ミスマッチだと思います。

まず進学か就職かについて。これは重い決断を伴うので、あくまで参考程度にしてください。私がトムトムさんの立場なら。お客様と直接接するができ、なおかつ自分のキャリアや経験の生かせる企業を探す、あるいは自分が内定している企業の中でここなら生きがいを見つけられそうだ、という所をひとまず選びますね。というのも、いくら景気が上向きで、大企業が
採用に積極的とはいえ、学部新卒の時ほど学生側に選択権が与えられる機会はないからです。また、仮に大学院修了後に鉄道会社に再挑戦するとなると、各社の受験は大学院卒の資格で新卒枠の再受験となります。一度不採用になった人を同じ枠で採用してくれる会社があるのか、その時も全て不合格だとしたら不安定雇用で我慢しなくてはならないかと思うと、「おとろしい」気持ちで一杯です。

次に鉄道現業のフロント業務希望について。
私は、折角、工学部で学び、実践的なアルバイト経験をお持ちなのですから、その点についてのオファーを無下にしてはもったいないと思いますよ。私の知人(工学部出で、専攻は電気工学です)が、中途採用で某鉄道会社のフロント業務を希望した所、書類審査通過後に人事から異例の電話が入り、設備・電気系統の
保守、システム開発の仕事なら人手が足りずに困っているので、今すぐにでも面接に来て欲しい、といわれたそうです。彼もフロントでの接客を希望し随分悩んだそうですが、結局、設備保守の仕事に就きました。そのとき、人事から、フロント業務は確かに男性社員も就いているが、今後は新卒の女性の職域拡大エリアであり、運転士と運転扱い(ドアの開閉)をする車掌以外は長期的には契約社員化していく方針だと説明されたようです。トムトムさんが男性の方であるとしたら、この点も参考にされた方がよろしいと思います。

最後に、中途での応募について。
これまた私があなたの立場なら、というお答えになりますが、学部新卒の内に納得できる企業を探してそこで経験を積みますね。そして、数年経ってから、受験の意志が固ければ、中途採用枠で応募します。しかし、私なら、技術系の仕事をもエリアに入れて考えますね。

とにかく、「鉄道浪人」の道だけは、絶対避けてください。
Posted by Via at 2007年08月05日 20:29
Viaさん


工学部なので、フツーでしたらそう思われる
ことかと思いますが、私は技術職の方は
全く視野に入っていませんでした・・・・。

もう運輸職(フロント業務)1本でした。

運輸職での就職か院に進学かの、
どちらかと心に決めていました。

設備・電気・信号系統の保守管理業務、
車両の整備・点検・開発の部門よりも、
圧倒的に運輸職の方に興味がありました。

アルバイトでも仕事の技術的な面よりも、
(もちろんトラブル的なこともありましたが)
とにかくお客様と接するということについて
関心が高まっていました。


・・・ただ反省すべき点として、バス会社の
総合職の方にほとんどチャレンジしなかった
ことに関して、後悔しました・・・・。

鉄道系が全滅した後でしので、ただでさえ
厳しい夏採用(追加採用)の募集のあった
1社しか受けれませんでした・・・。

もっと早くからバスの方にも目を向けて、
そこにもチャレンジしておけばよかったと
(今更ですが)本当に後悔しました・・・。



今はもう気持ちを切り替えて、来月の
院試に向けての準備に専念しています。

今の自分には技術職に就くには、
まだ早いと感じています・・・。


2年後にまた運輸職の院卒採用をするか
どうかはわかりませんが、Viaさんから頂いた
貴重なコメントも参考にしながら、今度は
鉄道会社やバス会社だけでなく、他の業界にも
目を向けて就活などを頑張りたいと思っています。


こちらのブログの方にも、
これからも時々見に来ます。


今まで本当にありがとうございました。
Posted by トムトム at 2007年08月07日 13:46
Viaさんへ

書き込むのが遅くなり、申し訳ありません。鉄道業界の舞台裏さん、ずいぶん前(2ヶ月ほど)ですが、思わず感情的な書き込みをし、大変失礼いたしました。後から考えると、自分でも恥ずかしくなります。この場ではございますがお詫び申し上げます。

 「マニア」、特に鉄道関係のことで言われること自体嫌だったので、そのようなものを見ると自分とは関係なくても馬鹿にされた気分になったのです。

以前の「中途採用を含め、鉄道会社受験のチャンスはもうないのか?」と言うことに関してお伝えします。

 私は大卒の新卒採用枠で受験しました。この枠では、もはやほぼ受験できるところはないです。そのため、鉄道会社を受験するとしたら社会人も募集対象としているところになります。今年結果的に全てのJRを受験したのですが、そのときの要綱を見る限り、3社くらいは受験出来そうです。となると、新卒のときより枠は狭くなります。しかし、チャンスがある以上、社会人になってからでも挑戦したいと思います。

ある大手のJRを受けたときのことです。
 この会社の最終面接の際、寝台特急を使って現地に行きました。具体的に申し上げると、あかつき号のレガートシート、新大阪からは乗り継ぎ割引を使い、新幹線で目的地へ。理由はやはりJRだから飛行機よりも列車で行ってみよう、ということ、『乗車券類が一種類の交通機関(JRのみ)で済み』、手続き等が手軽であること、指定席特急券と新幹線の乗り継ぎ割り引きが使え、運賃を節約できること、わざわざ宿を手配する必要がなくても時間と空間の移動ができることからでした。

 寝台特急の話が出ていましたので、私のそれに関する考え方の一例を書きました。
私としては、寝台特急については(利用客から見る)このようなメリットがあるので廃止、縮小について残念に思っていました。寝台料金はなく、指定席特急料金のみで乗れる座席と個室サービスの充実で各客層にあったサービスの提供。新幹線との乗り継ぎ割引を活用した柔軟なダイヤ。出発地地域区間と目的地付近区間では通常の昼行特急として使える機能。動く(ビジネス)ホテルとしての機能。これは他の交通機関ではできず寝台特急にしかできない業(わざ)ではないか、だからこそ今一度復興を、と考えていました。そんな寝台特急が次々と縮小されるのは残念に思っていました。でもその事情としてViaさんの指摘されたようなJR各社間の調整や経営的な問題が寝台特急は発展しにくいのですね。
 
 少なくても私の場合は旅情的なことよりもこのような側面に関心があります。もしかしたら、「表面的には旅情面のことばかりを言ってるように見えて実は、そのような実用面的なことを考えている」という人は意外といるかもしれないと思います。そのような関心も単純に『趣味的な関心』の枠でくくられるのかと思うとやりきれない思いもします。

 寝台特急を使って行った会社の面接も不合格になったのですが、自分なりに考えると、様々な要因があるように思えました。
1・Iターン就職になることへの不安、各種意欲能力を測る質問への私の答えが選考システムの基準に引っかかった。
2・話し方で相手にとって不快になる言い方をしてしまった。鉄道趣味の世界ではやや批判的な言い方が目立つところがあります。本当に鉄道が好きなの?と思えるような発言も聞きます。普段からそのような考え方をしてると面接本番で出るのではないか、と恐れていて、それを改めようとはしていたのですが、もしかしたら・・・。
3・その支社での競争倍率が高かった。
などが考えられます。ただ単に「マニア」だからというのは単純すぎるなと感じました。

また、別の鉄道会社ではこんな例も。
 自分が住んでいるところとはほぼ反対の気候にあるところの会社でした。落ちるだろうと思っていた筆記試験に無事通り、今度こそ今までの思いを伝えられるチャンスだと思ったのですが…。
実際の面接では、「どうしてうちの地域じゃないといけないのですか」という質問(面接担当は意地悪で聞いたわけでもなさそう)にやられました。あがり、調子が狂い、まともな会話になった気がしませんでした。面接担当の方も、私のあがったところは気にかけてくださったようで、再び「どうしてうちを?」と聞いてきました。なんだか、「これさえ答えれば合格にしてあげるよ」、という意図さえ感じたのですが、私はそれに答えられず、不合格。悔しすぎ!!必要以上に「マニア的なことがどうとか」を気にしすぎたから答えられなくなったのだと思いました。どうしてうちの地域を?という質問に対し、素直に「高性能気動車を運転したいから」ということを言いたかったです。でもそれを言うと…、と焦り、あがってしまいました。素直に自分の思っていることを言ってもダメだったとしたら、それでも悔しさは残るかもしれません。しかし、まだ、「これでよかった」と思えたかもしれません。今まで思っていたことをろくに言えずに落ちるのは悔しい、悔しすぎます。
 この会社の面接では多少列車運転ゲームのことを話したのですが、それに関しては面接ではそこまで減点になったとは思えません。なぜなら、一番の減点は「この人(私のことです)うちの土地で一生過ごす覚悟が出来ているのか」と言うことに答えられなかったことだと思われるからです。

 列車のゲームの話で減点になるとしたら、先のダイヤの論を『延々』と話した人のような状況だと思います。私の場合、ゲームの話を延々と話したわけではありません。もしゲームの話をするんだったら話の流れ上不自然ではないときに。そのときは可能な限り、そこで感じた安全運転に必要なことや「減点法で物事に取り組むより加点法で取り組んだほうが仕事や人間関係の能率が上がるのでは」という方向に話をもっていきたかったです。手短に。

 冷静に考え、行動できるようになったとき、チャンスがある限り再び鉄道会社受験に挑戦してみようと思います。今度は転職覚悟で。
Posted by dfh at 2007年08月21日 01:06
dfhさん

ご丁寧にありがとうございます。

これからもこの場を使って、色々な方々と交流してください。
また、就職活動も大変かと思いますが、頑張ってください。
Posted by 鉄道業界舞台裏の目撃者 at 2007年08月22日 00:09
遅くなって失礼しました。大変真摯で詳しい体験記をありがとうございました。

既にあなた自身が十分に分析してくれているので、
私から付け加えることは何もありません。また、dfh
さんなら、それだけの能力があると思うからです。
難関の鉄道会社の面接に複数呼ばれているわけですから。

仮に鉄道に転職されるとして、そのときは必然的にIターン就職が多くなることへの覚悟を今から練っておくことが必要です。また、目下の来年4月以降の社会人生活をスタートさせるための活動に有益な、採用担当の質問がちりばめられています。

就職活動、応援しています。
Posted by Via at 2007年08月29日 08:11
鉄道業界舞台裏の目撃者 さん
Via さん


これから社会人生活の準備をしていきます。そして再び・・・

これからもこちらには時々来ると思います。

お返事ありがとうございました。

Posted by dfh at 2007年09月11日 16:30
夏からの懸案であった、「鉄道就職を諦めざる
を得なくなったときの軌道修正」について述べ
てみます。個々における前提条件に違いはあるでしょうが、鉄道就職を諦めなくてはいけない場面が、少なからぬ人にやって来ます。これは、内定者<応募者という関係が不動である必然的な結果です。

鉄道以外の選択肢を持っている方はあえてお読みに
なる必要はないと考えます。ただ、「鉄道で働く」
という自分にとっての甘いぶどうを無理に酸っぱいぶどうだと言い聞かせて諦めざるを得ない現実と、諦めきれない内心の葛藤があるという方。オレ/ワタシの人生、鉄道以外にない、という方。転換の効かない状態から少しでも早く立ち直っていただけるきっかけを見出せれば、と思います。

1、どうやって生計を立てていくのかを冷静に考えてみては

日本国という資本主義経済が発達した社会で生きる道を選択した以上、労働に従事して、衣・食・住の出費を賄わなくてはなりませんね。小説家のようなフリーランス的な仕事であれ、物作りをする職業であれ、そして組織の勤め人であれ、定収を確保しなくてはいけません。鉄道で働く人を指をくわえて見ているだけの考えを、早々に改めましょう。

2、「生きがい」であった鉄道との付き合い方

とは言っても、自分にとっては半ば人生の伴侶であった「鉄道」を、捨て去れるものではないのも分かります。走行する車両、設備、そして憧れた制服を目にしなくてはならない。マルスと言われる発券機械を操作できない、新幹線や特急の車内改札をしながらお客様にご案内できない、自分の手で大きな車両を運転出来ない・・。自分はあくまで一人の客として対峙せざるを得なくなるから、対象を羨望と嫉妬の目で見つめてしまう。こうなると辛いです。しかし、子どもの欲しがるおもちゃではないのですから、どこかで諦めが必要です。そこで、ご自身と「鉄道」との付き合い方が問われるはずです。
今のところ、私は、次のことを考え付いています。

@鉄道の思い出を全く消す
Aあくまで趣味(の一つ)として、自分の中で安定させる
B思い切って鉄道を題材とした作家や写真家として、
生計を立てる

私は、Aを積極的に提案したいと思います。というのも、多くの人にとって一番現実的であると思うからです。所謂、鉄道趣味一辺倒であった人が、@のことを試みて成功?した例も知っています。しかし、@を貫くには一度育んだ価値観を破壊する必要があります。
少なくとも、私は、一年や二年で価値観を大きく変えられる自信はありません。また、Bの道は、全くなしとはしませんが、長期の修業道を経る必要があります。作家であるなら、大手出版社が主催する文芸誌の新人賞を獲得して切り拓くことになります。数千分の一の確率らしいですよ。古くは、阿川弘之先生がおられます。あるいは、出版社と信頼関係を築ける職業を持って機会をいただくことでしょうか。大学教員が本職の原武史先生、評論家の川島令三先生、エッセイイストの酒井順子先生がいます。写真であるならコンテストで入賞することで才能を認めてもらう必要があります。矢野直美先生にしても、恐らくは人知れぬ苦労をされたことと思います。
Posted by Via at 2007年10月25日 19:56
Viaさん

あまり詳しいことは申し上げにくいのですが、すみません。

私は最終的にある交通事業者のバス事業に就職することにしました。バス運転士を経て、その会社の本社部門に登用する、という採用です。鉄道事業ではないけれど公共交通の発展のため、頑張っていきたいと思います。私の鉄道への就職の一番の動機はこれだったので…。列車やバスを残さないと将来悔いを残すことになる…。そうならないようにしたい、と…。

言葉足らずで失礼します。
Posted by dfh at 2007年12月01日 19:29
言葉足らずで失礼しました。書き損じたことがありました。

いまの就職先の内定が出たのは今年の6月初めでしたが、
自分が就職できたのは家族をはじめ、さまざまな方からの支援があったからだと思います。この場でですが、感謝の気持ちを表したいと思います。
======================
viaさんをはじめ、さまざまな方のアドバイスがあって本当によかったです。寝台特急を例とした収益の話は私にとってもわかりやすかったです。言い訳がましくなるのですが、その収益の話、個人的にもあのような発想法はあったと思います。需要の多いと思われる個室と座席の二極化にして寝台特急の活性化はできないのか、と。あかつき号のレガートシートに乗るなどし、個人的に考えていたりもしました。レガートシートの利用者はどれくらいいるのか、個室や寝台はどんな雰囲気なのか…。実際に乗ってみて確かめると乗客はどんな需要を持っているのか、ということがなんとなくわかった気がしました。例えば「九州を夜出発し、四国の、ある地方に朝早くつきたい」という需要など。もちろん、鉄道を運営する側としては「全体の管理」、という点を忘れてはならないことだとも思っていました。


ここで申し上げるのはどうかとは思うのですが、言わせてください。
私も含め、
「マニア」といわれる方は、鉄道会社に「自分はマニアだから鉄道会社に落とされる」というような迷信的な恐怖を持っているように感じています。私と同じくあるJRから不採用にされた人も同じようなことを言っていましたし、鉄道愛好家の世界を除いてみると漠然とですがそのような雰囲気があるように思います。

実際は、応募者数>採用者数 だからというのは冷静に考えてもわかることですが、心情的には『なぜか』そういう風に思いたくなるようなのです。

Posted by dfh at 2007年12月01日 20:25
>dfhさん

@「マニア」に関して
この場で紹介させていただいた論文があるのですが、
ひとまず、お読みいただくことをお勧めします。

A寝台関係
先月、某全国紙に寝台の削減や廃止の話題が載っていましたね。個人的には残念に思いますが、「夜間の要員確保」の困難さという理由を見て、やはり、と思いました。

B就職内定、おめでとう!
大型二種免を取得でき、それを生かせる会社ということで良かったですね。初めて飛び込む世界であるわけで、最初の数年はいわば修業。辛いことがあるとは思いますが、是非、無事故無違反の実績を!また、バス車両の整備士さんと仲良くなって、搭載機器や車両本体のメカ構造も勉強しておいてください。
実際にハンドルを握り、お客さんと接することで得たものは、きっとマネジメントに行かれたときにも必ず役に立つはずです。現場社員に対して説得力があるのです。








Posted by Via at 2007年12月02日 10:43
返事がいつもおそくなり、すみません。どのように返事しようかいつも考えていました。それで書き込むことに躊躇していました。

マニアについてですが、簡単に申し上げると、トラウマになる体験が就職活動を始める前の、去年の12月から2月にかけてありました。

兄から「JRに入って何したい?」と半ば脅迫的に言われ、私は「三セク鉄道との乗り入れを推進したい」、と答えました。しかし、兄は何かにこぎつけては「お前の発想はマニアだ」と決め付けました。こちらの意図を聞かずに。他にも何かにつけて自分の考えや人格まで否定されました。これだと、何を言ってもマニアのせいにされてしまうという感じでした。自分の言いたかったことは「鉄道や公共交通全体の改良や連携をすることで、鉄道や公共交通の復権を図りたい。また、そういう施策を実現できるため、鉄道の社会的価値を社会により理解してもらえるような取り組みをしたい」というものなのに。

兄とは以前からトラブルめいたものがありましたが、この一件でただでさえ不安があったのに「鉄道にはマニアだと受からない」というようなトラウマがはっきりとできてしまいました。冷静に考えれば非合理的な発想なんですけど。就職活動中続きました。6月のくだらない書き込みは申し訳ないのですが、そのときのトラウマを刺激された感じでやってしまいました。

鉄道業界舞台裏の目撃者さん、Viaさん、不快な思いをされた方々へ、改めてお詫び申し上げます。

このトラウマで自己分析や会社研究の視点のずれを指摘されたとき、何でもかんでも「マニアのせい」と受け取っていました。鉄道事業に就けなかった一番の悔しさはこの「トラウマ」に邪魔されたことだったのです。

一連のマニアに関する主張の背景には確かに社会的な偏見に関するもありますが、私個人のよくない体験によるものもありました。

Viaさんの論文は何度も拝見させていただいたつもりですが、まだ十分に理解できていない部分もあると思います。自分でも似たような発想はしていたつもりですが、それをうまくプレゼンテーションできなかった自分が悔しいです。寝台特急の話と併せ、11月に寝台列車削減のニュースを知ったとき、真っ先にViaさんの発想が思い浮かびました。移動手段が失われるのは悔しいです。またがる会社が二社の列車だけでも何とかしてマネジメントの問題を解消してほしかったし自分もそういうのに取り組んでみたかった。

私はバス事業で働くことになりますが、公共交通の活用や活性化に少しでも貢献できたらと思います。
Posted by dfh at 2007年12月14日 07:35
鉄道就職という場において、なぜ鉄道
「マニア」は嫌われるのか。最大の理由は、各鉄道会社の人事側に、概して否定的な「マニア」像が定着しているから、ということになるでしょう。おそらくdfhさんが不快感を示されているのもこの点だと思いますし、マスコミの例を引きながら指摘されたことでもあるかもしれません。有名企業が「旧帝国大学や有名私学の学生なら大当たりはなくとも大はずれもない」という見込み、期待を有しているというのと同じだと考えています。

「マニア狩り」なる選別がなされているかどうかは別として、私が鉄道時代、また現職において採用担当者から聞いた範囲の話を事実としてまとめますと以下の点になります。

・シビアな職場における人間関係構築力が苦手そう
・趣味と仕事を混同しがち(憧れの域から脱しきれていない分、辛い仕事にぶつかったとき、一転して投げ出してしまうことになるのでは)
・鉄道模型、鉄道乗り歩き、鉄道写真など、それなりに高価な金と時間がかかるはず。学費を親から出してもらう学生の身分で、そういう金と時間のやりくりをどう考えてきたのか。(私に寝台特急の車掌長から出された「宿題」でもありました)

因みに私が鉄道模型趣味と乗り歩きから手を引いた理由は、この第三の項目のためでした。光陰矢のごとし、世の中にただのものなし。このことに思い至ったとき、熱がすーっと冷めていきました。
Posted by Via at 2008年01月21日 17:07
Viaさん

おっしゃっているような否定的なイメージがあることには正直申し上げて残念です。少なくとも人間関係のことや 投げ出してしまうのでは という懸念は、マニアに限ったことじゃないはずですが…。

マスメディアの作り上げる変な鉄道マニア像にもやりきれない思いです。テレビを観ていると変な形で興奮しているところばかり強調しているように思えます。

三点目の鉄道趣味における時間とお金のやりくりは確かにそう思われてしまうかもしれませんね。とは言っても、それらは「イメージ」の問題に近く、マニア全てが当てはまるとは思えません。これは就職活動や採用活動で会社や応募者を「イメージ」で選んでしまうものと同じ質の話のようだと私も思います。応募者(就活生)は企業のイメージ先行で会社を選んでしまう、企業は、例えば大卒総合職で当たり外れのない(はずの)有名大卒ばかりを狙おうとする…。

ところで、長くなるのですが、
Viaさんのおっしゃった三点目の鉄道趣味における時間とお金のことについて、私の例を申し上げたいです。

これについては、おっしゃるとおりですね。鉄道趣味には時間とお金が要ります。

鉄道模型で言えば、私はその分野に入ることはありませんでした。なぜなら値段が高いのと物の置き場に困るからです。以前、鉄道雑誌の広告で見た模型車両1台あたりの値段は1万円くらいはしていたと思います。何台もそろえること、また、関心をもった当時の小遣いの額から見るとかなりの額です。そのような実際問題のため模型には関心を持たないようにしていました。また、置く場所の問題もあります。せっかく買ったのに置く場所がないから引き出しに収納してしまう、なんてことはもったいなくて出来ません、つまり買えません。

撮影で言えば、いわゆる「一眼レフ」などの本格的なカメラはもっていません。鉄道雑誌の写真コーナーで多少の興味を持ちはしました。しかし、鉄道趣味に一番興味のあった中学校時代なのですが、その当時の小遣いでは高すぎるものであり、また、扱いにも自信がなかったので本格的なカメラは買いませんでした。
私が列車撮影するときは使い捨てカメラでしたし、撮影するのも家のそば(に線路があります!)や家の近くの路線、何らかの機会で列車旅行が出来たときでした。今では小さなデジタルカメラ(多少安めの機種)を持っていて、それで旅行に行ったときなどで撮影しています。「臨時列車や撮影ポイントを綿密に調べ上げて撮りに行く」、というよりは、「旅行するついでにたまたま」という要素が強いです。

乗り歩きについてです。
わたしの鉄道趣味の分野ではこれが一番大きいです。夏休みや春休みのときによく行きました。しかし、特急や新幹線を使うとかなり費用がかかるので基本的には青春18きっぷ利用でした。

新幹線や特急を使うような旅行では、当然ながら割引きっぷを事前に調べてからにしました。

確かに列車旅行は特定の形式の列車目当て、という目的もあるのですが、私の場合はもう一つ大きな目的がありました。それは、「物理的に」遠くに行く、ということです。家族旅行の場合、特に自動車利用では、家から半径150キロくらいが限度でした。しかし、鉄道(特にJR)では本州や北海道、四国、九州のあちこちにも行けました。いわゆる「乗りつぶし」は物理的にも日本の各地に行けるので、私にとっては魅力的な趣味です。

さて、肝心の時間とお金のやりくりですが、お金は限られている以上、選択と集中をしないといけないですよね。私の場合は、物を集めることだとすぐに部屋が物で溢れかえるので、収集には関心が行かないようにしました。それよりも、「移動する」ことに資金を集中させましました。乗車券類も、列車の運賃はかかるのでなるべく安く出来るよう、割引きっぷなどはよく調べたつもりです。その過程で時刻表などに詳しくなった面もあります。
資金の調達は、確かに親から援助をもらったこともあるのですが、大学以降は基本的にアルバイトをして貯めたお金を充てていました。

時間とお金についてまとめると、
・時間は長期休暇など、時間と割引きっぷ(主に18きっぷ)の都合が重なる期間にする。
・財源はなるべくアルバイトのお金を充てる。きっぷは安く出来るよう工夫してきたつもり。
ということになります。

付け加えると、
乗り歩きをするとき、特に遠方に行く場合は確実に万単位の額になります。資金面の問題にはいつも悩んでいました。他のことにもお金を使いたい、でも行ってみたい・乗ってみたい。そのバランスを考える際、「列車旅行に行こう!!」というモチベーションが下がることもありました。資金の配分の問題にはいつも悩まされていました。
Posted by dfh at 2008年01月28日 20:53
連日お邪魔します。

上のコメントの「趣味に関するお金と時間のやりくり」について追加します。あのままでは、質問への答えとしてずれているように思ったからです。
確かになるべくアルバイトのお金を充てるとはいえ、学費や生活面は親の庇護の下(もと)にあり、全て自分の責任で行っているわけではないです。だから、あまりその趣味にお金と時間をかけていると、「時間とお金のやりくりについてどう考えているのか」と思われて仕方ないかもしれません。

それでも、どうして私が乗り歩き(列車旅行)を学生時代のうちにしたかと申し上げると、やはり「時間」の問題があるから、そして、「百聞は一見にしかず」という考えがあるからです。

まず、ここで申し上げる「時間」とは、学生の「時間」と社会人の「時間」の違いのことです。学生、特に大学生の「時間」は長期休暇の長さなどからかなり自由度があります。一方社会人生活の「時間」は、仕事に縛られることが多いと思います。比較的長期間、そしてある程度自由な行程を組める列車旅行は学生時代のうちにしか出来ないと思うのです。社会人だと仕事などで時間に制約がでるから。そのため、大学の長期休暇の度に青春18きっぷなどを用いて、自分の住んでいるところからかなり遠い地域に旅行に行くことにしたのです。「社会人だとお金のかかる旅行は出来ても時間のかかる旅行は出来ない」という言葉も聞いたことがあります。

もう一つ、どうしてそこまで遠くへ行きたいか、それは、「百聞は一見にしかず」という考えがあるからです。どういうことかというと、実際にその路線に乗ることで、その路線のお客は鉄道に何を求めているのか、という需要が体感的に分かります。私は幼い頃から鉄道にひいきしていたのか、「少しでも鉄道利用が増えれば」と思っていました。したがって、鉄道への関心もそのような方向に向いていきました。車両ならば座席の配置などにも関心が行き、「この路線では『ロングシート』と『クロスシート』を組み合わせた車両が求められていそうだな」、という感じで考えていました。お客は自分の乗っている路線で鉄道のことを考えると思います。ということは、他の路線に乗ってみればまた違う事情や雰囲気が分かるだろうな、と考えました。そのような理由からも、遠くの路線に乗ってみたい、と思うようになり、比較的自由な時間が得られる大学生時代に列車旅行をすることにしたのです。

そうやってあちこちの路線に乗って分かったことを一つ申し上げたいと思います。それは、その路線の需要に合ったサービスを提供すべきだ、ということです。ここでは普通列車の座席配置の例で申し上げます。恐縮ですがJR東日本の「701系」電車は例外を除き一律に3扉ロングシートにし、それを多くの路線に導入してしまい、多くの批判を集めたという話を聞きました。大都市圏の地区のように混雑緩和のためロングシートが求められている所ならいいけれど、そうじゃないところにまで一律にロングシートにするのは良くないな、と思いました。
乗客は自分の使う路線で鉄道を見るので、新型車両などを導入するときこそ「個別の路線」で考えるという視点が必要だったと思います。その路線の需要に合ったサービスを提供するという意味で…。
余談ですが個人的には「701系」電車はまず、2両編成3扉ロングシートという「ひな形」をつくり、その後に3両にしたり2扉にしたりクロスシートにしたり出来る設計にすべきだったと考えます。導入する路線に合ったサービスを提供するためです。

学生の身分で相当な旅行が出来たことは貴重で非常に恵まれた体験だったと思います。また、履歴書や面接ではあちこちの路線に行って感じたことを簡潔に書いたり話したかったなと考えています。
Posted by dfh at 2008年02月05日 17:51
社会人採用で、某鉄道会社に内定をいただき、
東京勤務になります。ちなみに女性です。
地方から出て行くので寮生活です。
ただ、今そこにお勤めの方からは入社をあまりお勧めしないと言われ、このHPも見て本格的に悩んでいます。
どちらかというと寮に住めて都内のそこそこのところに格安で住めて、お給料もまあまあで、
まあ条件はわるくないかなと思っているのですが。ちなみに社会人を3年経験し、大卒です。
面接のときに初年度の年収はは380万前後と言われました。これって妥当ですか?そして転職自体
どうすべきでしょうか?
Posted by mimimi at 2008年02月09日 14:12
mimimiさん

こんにちは。
年収はどうですかね。残業代を見込んだものであれば少ない
気がしますが、見込んでいなければそんなものかな、という
印象です。(現業でほとんど残業がないのかな?)
逆にこちらから伺いたいのですが、何で転職をするのですか?前職で
どのような不満を抱き、鉄道で何を期待されていますか?
(住居、給料とか条件面ですか?仕事には何を求めていますか?)
また、現職の人が勧めないのはなぜですかね。
質問ばかりですいません。
Posted by 鉄道業界舞台裏の目撃者 at 2008年02月10日 16:45
鉄道業界舞台裏の目撃者さん

こんにちは。お返事ありがとうございます。
転職を考えたのは、
1.地方の中小企業にずっと身を置くことを
考えると、まだ若いし違う世界を見てみたい。
2.せっかく転職するんだったら大手&東京。
3.福利厚生がしっかりしているところがいい。
という理由です。

ここじゃなきゃ!という理由はないです。
受けてみようかなーという、何気ない気持ちで
受験して受かっちゃった、どうしようかな。
もったいないしな、という感じなんです。


面接のときに言われた初年度の年収には残業も見越してあるそうです。ただ、東京だと都市手当ても付きますよね?だから、実際はもう少しもらえるのでは?という淡い期待を胸に抱いています。

面接で本社に行った際にいた女性社員のみなさんは、バリバリ仕事が出来そうなかっこいい方ばかりでした。でも、外からは良く見えても中身は色々あるのですね。まあ、どこの会社もそうかもしれませんが。

私のような軽い気持ちで入ったら、後で後悔することは必至でしょうか。
Posted by mimimi at 2008年02月11日 13:56
mimimiさんへ

脇から失礼します。

まずはご内定、おめでとうございます。
現時点で持っておられる実力に対して、率直に敬意を表します。

もし私があなただったら、という立場でお答えしていいですか。私であれば、次の三点を考慮します。
@「面接で本社に行った際にいた女性社員のみなさ
んは、バリバリ仕事が出来そうなかっこいい方」
と同じキャリアを歩めるのか
A乗務員への登用の可能性があるのか
B現場の女性社員の入れ替わりが頻繁か。
率直に言えば、産休や育児休暇をとった女性
社員の復職が制度的に確立しているか。

入社時点での職場が駅であり、窓口の仕事やホーム監視業務であることを前提にお話します。当然、「困った」客の対応も要求されますし、年下ではあれ、新卒採用の先輩社員との人間関係もあります。(あと、宿直や食事当番なんてものはあるんでしょうかね)
mimimiさんならこの点をクリアできるはずですが、問題は仕事が慣れて来て、キャリアアップをしたくなった数年先です。一生とは行かずとも、十数年を駅勤務やそれに類する職場で過ごすしかない、というのであれば、私だったらやめますね。

結論としては、私なら@かAの可能性がどちらもないなら辞退するということです。というのも、@A以外の人員は、これからは契約社員化されるか機械化されると思うからです。そのとき、自分が管理者として残るのは、結構ハードだろうな、と算段してしまいます。また、鉄道に限らず、壽退社が不文律になっているという超・人気企業もあるので、私なら、この点も現職の人にしつこく聞きますね。

とはいえ、私が当事者でも「折角、他の人がなかなか望めない福利厚生のある職場を得たんだし、しかもまだ20代なわけだから、入社した上でその後のキャリアを設計する、という道もあるかな」と思うだろうなぁ。
Posted by Via at 2008年02月11日 18:56
mimimiさん

勝手に推測してすいませんが、「都市手当」の有無がある広い
エリアを持ち、「大手&東京」の鉄道会社といえば、限られて
きますね。
そういうところの本社の女性社員が「バリバリ仕事ができそう」
に見えたのは想像できます。
まず、採用時点で優秀な人材(経歴もバッチリ、面接の印象もバッチリ)
ですから。
さらに、鉄道の泥臭い現実も乗り越え、本社まで駒を進めて
いるわけで、腹も据わっているかもしれません。
ここの出世階段は、隠れた逸材が上ってくるわけではなく、
(意外に外資と似ているかもしれませんが)オーラが強い
人間が上ってきますからね。
これに、採用面接で本社という雰囲気の中で見れば、バリバリの人に
見えるでしょう。

それでも個人的には、キャリアアップ志向(と見受けられる)
mimimiさんが、保守的な世界に合うかな?というのが正直な
感想です。保守的というのは大雑把な言い方ですが、悪い
意味だけで言っているわけではありません。安全に関わる
仕事は愚直なまでに「保守」の世界ですし、接客も個人の
営業力が数字を変えるようなところでは(基本的には)ありません。
営業も世間の中では「保守」的な営業です。

個人のスキルアップ、キャリアアップを志向していますか?
福利厚生がしっかりしているところ、というのはなぜですか?
福利厚生というのは気をつけなければならないと私は思っていて
います。というのも、日本では給料を減らすのは無理でも、
福利厚生は会社の都合でカットしやすいところですよ。
福利厚生をカットすれば、社員にとったら実質の減収に
なりますが、名目上は年収、賃金カットにはならないので。
実際、私の勤めていた鉄道会社でも、住宅手当を減らしました。
福利厚生が厚くて給与が少ない会社より、福利厚生が薄くて
給与が多い会社の方が、現時点での実質は同じでも、安全性
は後者の方が良いと思います。

長々書きました。他の読者にも参考になると思うので、懲りずに
返信をいただければ幸いです。
Posted by 鉄道業界舞台裏の目撃者 at 2008年02月11日 22:20
mimimiさんへ

私からももう一回。私とは他社と思われますが、同じ鉄道経験者として。管理人さんが見抜いて?おられますが、私も実はあなたがキャリア志向の人に思えてきました。

>ここじゃなきゃ!という理由はない

>受けてみようかなーという、何気ない気持ちで
>受験して受かっちゃった、

と仰っていますが、東京の生活とそこそこのお給料目当てというだけで、管理人さんの言うような組織に合格できるわけはないのです。勝手な考えですが、客観的な観点から鉄道を分析し、そこが人事の目にとまったと思います。千万単位の履歴書と職務経歴書が届く中から適性検査を勝ち上がり、面接に呼ばれたのですから、あなた自身、相当の力があります。しかし、あなたの才能が、終生、当該組織で生かせる可能性がありそうなのかどうかを、私からは改めてお伺いしたいのです。

初年度の年収はいくらという部分から、具体的な会社名を特定され得る書き込みであり、不特定多数の人が観る場にあえて投稿するには、かなり勇気がいるはずだと私は思いました。そのことから、私もあなたが内定した鉄道会社と自分の将来とを勘案して、かなり迷っておられると考えました。勝手な憶測の上に、余計なお世話ですいません。
Posted by Via at 2008年02月11日 23:22
管理人さん、mimimiさん

お二人のやりとりに私が割り込んでしまって、
何か尋問じみてしまったら申し訳ありません。

お邪魔虫ついでに、さらには僭越ながら、
「働きやすい会社」というコーナーで意見交換をやられてはいかがでしょうか。

鉄道マニアでないと入れないのか、という文脈であればここで適当と思います。ですが、話の流れから、そうではないような。
Posted by Via at 2008年02月12日 19:11
私も何度もお邪魔虫してるかもしれませんが失礼します。

鉄道マニアだと内定出来ないのか、という話に関して、再び言わせてください。今回も寝台特急のことを使って話します。収益等の点だとこの事業が話しやすいからです。

「女の私にとってB寝台は怖かった。個室にしないと利用されないと思う」「ガラガラのまま運行する寝台特急はJRにとっても非効率では」と話した女性受験者は見事内定を得た、とViaさんはおっしゃいましたよね。

私は、それを聞いたとき「そういうのでもいいのか」と思いました。「それだったら私だって受かってたじゃないか!!」「ちくしょー、どうしてそういうところが本番(履歴書・面接)で出しきれなかったんだ!」と思いました。しまいには「マニアが話すとそれすらもマニアの趣味的嗜好とみなされるのか」と被害妄想に陥る始末でした。

なぜなら、自分で言うのもなんですが寝台特急に関してある程度「収益」等の観点で考えていたと思うからです。むしろそのような点で関心があり、あえて寝台特急を使ったということもあるくらいです。

JR時代に新造された数少ない寝台特急「サンライズエクスプレス」「カシオペア」。夜行の削減傾向が続くなかでも明るい話題のはずでした。しかし私はそれらの列車の概要を知ったとき、むしろ愕然としました。どの点で愕然としたのか、それは「定員」です。どちらの列車も「A」寝台車で一両あたり10〜15人程度、「B」寝台車で20人程度、寝台料金不要の席の車両でも30人程度。さらにカシオペアでは定員0の電源車兼展望室の車両も!(食堂車は定員0でも豪華な食事で稼ぎになりますよね)。
予断ながらカシオペアにはなんと個室ごとにトイレがありました!!(維持管理費かかりそう…)

対して昼行の特急列車は少ないほうでも40人くらいで大体50〜60人。国鉄型の車両では70人くらいあったと思います。しかも途中の大きな駅で乗客の入れ替えもあり、1回の運行で定員以上の乗客が乗ることもあると思います。

この点だけで見ても列車運営の側としては収益の出しにくい構造ではないかと思いました。定員が少ない分寝台料金で賄うにしてもその分高くなり、他の交通手段との「競合」で不利に…。私もこの点で寝台料金の要る「A」「B」寝台は敬遠していました。そのため夜行列車を使うときは「レガートシート」「ノビノビ座席」等、寝台券不要の席にしていました。

それでも、「夜間の移動」と「地方から地方への移動(例えば朝早くその地方都市に到着する、なそ)」という点で他の交通手段では真似できない機能と需要があると思われるので、何とかして夜行列車は維持してほしいと思っていました。

どうしても寝台特急の話になってしまうのですが、私としては比較的収益等の運営・経営の点で申し上げやすい事業だったのでそれを使わせていただきました。


何度も同じ話で失礼します。しかし、「定員」のことは以前から気になっていたのでここで申し上げることにしました。やはり定員の点でも夜行は不利ですよね?
Posted by dfh at 2008年02月15日 21:55
しつこいながら、
「マニアと採用」に関して思っていたことを挙げてみます。私の考えていたことは、実際の鉄道関係者の方としては、どのようにお考えになるのか気になっていたからです。

@貨物鉄道の会社の一次面接の際、「最後に質問は?」と聞かれ、
私は
「(自分の住んでいる)この地区には新型機関車を導入しないのですか?」
と聞きました。この質問の意図は「新型機関車によるJR貨物や貨物列車のイメージアップのため」ということでした。旧型機関車による貨物列車を見ていてそう思っていたからです。本来は質問の際その意図まで話せればよかったのですが、それは緊張のあまり言えませんでした。

鉄道関係者の方にお聞きしたいのですが、このような質問を受けるどのように思いますか。


A記事の最初にあった、183・189系が廃車になっていくことについて
個人的には、あまり気にならないです。その車両は自分の住んでいる所とは違うところにあります。それよりも私が廃車されることで残念な気分になったことといえば、「大目玉」の車両でしょうか。「クハ111」「クハ421」等の前照灯。あのでっかい目の顔をした車両は愛嬌があってよかったです。笑っているようにも見え、見ているこっちもなんだか「楽しい」とか、そういう良い方の気分になったくらいでした。その「大目玉」の電車が全廃になったときは悲しかったですね。9年前のことです。今はそういうこだわりはないです。

廃車で気になるのは電化による気動車の廃車です。個人的には気動車のほうが好きだから。そして、○○線が電化されるという話を聞いた時には違和感を感じることもありました。なぜなら、単に旧型車両取り替えによるスピードアップだけなら新型気動車にすれば済むことでわざわざ電化設備まで用意する必要はないと思ったからです。各地にある「○○線電化期成同盟会」が求めているのは鉄道の機能強化(スピードアップ・本数増加)のはずです。だとしたら(部分)複線化や駅の線路構造や線路の改良がないと、結局は電車でも充分な性能を発揮できないと思うからです。そういうこともあって気動車が電化で廃車になるのは残念でした。

現在では特定の車両が廃車になっていくのは特に気にならないです。古くなったものを維持していくのは大変だと思うし、サービスの問題もあるからです。でも、鉄道路線の廃止による余剰廃車はむなしくてならないです。

そして、個人的に「廃車にしたい車両」を挙げるとすれば「キハ40系」です。残念ながら走行性能が悪いというのは有名で、私の住んでいる所の近くの路線にもこの車両が走っています。乗ってみてもやはり加速感が…。一般のお客様だってやはり乗ってみて体感的に「速い」と感じる列車は乗り心地が良いと感じるはずです。そうなればより列車を利用してくださるのでは?という考えがあるので、走行性能や加速感で劣るキハ40系を早く新型の気動車に置き換えたい(置き換えてほしい)気分です。

それでも同気動車は鉄道雑誌で知る限り、ほとんど廃車になっていないようです。おそらく、地方路線に配置されているからだと思います。収益の少ないものにはなかなか予算を振り分けることができないので、収益の少ない路線で使う気動車には最小限の予算しか回せないのだろうなと思います。また、より車齢の高く、メンテナンスも大変だと思われる「キハ58系」等が残っているため、それらを先に廃車しているのではと思います。

Posted by dfh at 2008年02月15日 23:06
管理人さんはじめ読者の皆さまへ
いつも長々すいません、語り始めると熱くなるので。

>dfhさんの言う内定女性受験者の件

勿論、単なる懇談の席で出た「寝台非効率論」
だけで、彼女が内定したわけではありません。
彼女が辿ってきた学校歴、面接や書類から滲み出たものも、採用担当の心を動かしたということでしょう。
因みに、的確で過不足ない言動から感じられる印象も好い
ものでしたし。こういうのをソツのないというのか、
こういう奴が後輩に入ってくるのか、と焦ったものです。

一般的に見て、当時の鉄道会社は、各社とも女性社員の比率が極端に少ない時代でした。男女雇用機会均等法の改正時期とも前後していましたので、(おそらく、政官界からの圧力も大きかったはず)経営側が女性の比率を上げたいと考えたケースが多く、それが女性の採用を積極化につながったという傾向があったのでは。さらに、某国の大統領候補ではないですが、「変革」の象徴として女性の積極採用が企業のイメージアップに貢献すると経営側が考えたとことも大きい。男性受験者に比べて女性受験者の絶対数が少ないことも影響している。以上、私の荒っぽい理解です。こうしたことが、男性よりも女性の内定獲得を容易にした、という側面はあるかもしれません。

あと、他の方が書いていますが、社員受験者を問わず、対女性に、「不自然にやさしい」風土があることは確かです。

>各社間の調整を伴う意思決定

特定列車の運行(例:寝台)を取りやめるか否か。
この問題を組織における意思決定の問題として捉えてみたいと思います。JRであれ、私鉄地下鉄であれ、この手の問題は各社間の調整・決定事項に入ると思われます。
私の知る限り、こうした問題は既に十年単位の問題で、ずっと前から上層部で検討されていて、各社の本社のトップとその幕僚が最終決断を下す性質のものではないかと思います。つまり、現場社員の意向や議論、意見具申だけでは到底覆せませんし、修正も困難です。入社早々の新入社員がこうした意思決定に参与する機会は皆無です。陳情的あるいは建白書的に列車ダイヤのことを提案する受験者は、
人事にはどう映るのか。上の権限に属すことを軽々しく口にし、組織の秩序を崩しかねない。上ばかり見て、会社の決定に従えず、当面の職務に専念できないかもしれない。会社が保守的であればあるほど、そういう評価を下す採用担当者も多いかもしれません。
Posted by Via at 2008年02月16日 13:46
Viaさんへ

なるほどです。
私の場合、例えば遠方の会社のときのような、Iターン就職への覚悟ができないまま面接に臨んで失敗したことがありました。だから、私としてはそのような点で自分は落ちてしまったのだと考えています。後で考えても「ありゃ落ちるわ…」と自分でも思う次第です。


寝台特急や廃車、新型機関車や電化非電化のことは、自分なりに関心をもって鉄道のことを知り、考えていたことです。

確かに、私としても実際の面接や履歴書で
自分の『鉄道に対する考え方』をあまりにも言い過ぎると、Viaさんがおっしゃったような印象を人事の方からもたれるのではないか、という懸念がありました。家族にもそのような考え方を話してみたのですが「実際の場面でそういうことはあまり言い過ぎないほうがいい」といわれました。おそらくそれは「上の権限のことを軽々しく口にする…」というような懸念だったのだと思います。
私としても、うすうす感じながらもうまく言葉で表現できないものだったのですが、Viaさんのおかげでどういうことか分かりました。

寝台特急の非効率さや廃車、電化非電化などから申し上げた、私の鉄道への考え方は、今まで言いたくてもいえなかったことでした。
それは客として感じた、鉄道の「商品(ここでは主に列車・車両・ダイヤ等)」に対する需要を表したものだと思います。そのように考える背景には、
お客の需要に合った商品を提供できれば信頼や売り上げが上がるのでは?
という発想があります。

でも、そのような考えはややもすると、
「自分の考えが絶対正しい!!」というような危険なパターンに陥ることがあるのでは?という懸念もあります。だから、そのような点には充分気をつけたいと思っています。気をつけるためには「会社・組織の、ビジネスに関する意思決定」のルールを知り、従うことが必要なのだと思います。
Posted by dfh at 2008年02月18日 23:09
管理人さんよりお許しいただきました。

鉄道会社に転職したい!そう考えている方、多いと思います。新卒の時に受験したものの不合格だった人。まったく違う業種に就いていてふとしたきっかけで鉄道就職に出会った人。

具体的かつ特定の会社についての議論、情報交換は
できかねますが、いろいろな方に集まってほしいなと思います。中途・社会人採用、第二新卒採用についての意見交換をいたしましょう。(但し、35歳前後を対象とした管理職のヘッドハンティングの類については、私はお答えできません。)

新卒時代からの臥薪嘗胆。
今のお仕事よりも鉄道会社の仕事が魅力的に見えた理由(現職への
不満はなし)。
鉄道会社でやってみたいこと。
将来、鉄道会社でどのような責任ある位置に行きたいか。
受験体験記。
などなど

※採用予定者およびめでたく現職になられた方へ。
管理人さんは伏字にしてくださるとのことです。そのご好意に沿うように、なるべく会社名が特定される・会社名が推測できる内容は書き込まれないほうがよろしいかと思います。内定式などで、採用予定者にインターネットへの書き込み・ブログでの情報交換はやめてください、と厳命している会社があります。また、ネット上を追跡調査している会社がないとは言いきれません。うれしさのあまり、あるいは不安のあまり、ついボタンを押してしまう気持ちはわかります。でも、それによって、思わぬ不利益につながらないためです。
Posted by Via at 2008年04月07日 18:21
私の独り言ですが。

1鉄道会社への転職って?

いわゆる転職活動一般とまったく同じです。鉄道趣味がないとだめですか、ファン的な知識がないとだめですか、という疑問がありそうです。答えはNO。とにかく、その会社から見て仕事が出来そうな人、適性検査や健康診断で問題がない人という評価をもらうことが先決です。趣味はプライベートなことであり、仕事にはまったく関係ありません。「職」という字が示すとおり、鉄道への転職もハローワーク回りとまったく同じ、仕事探しです。自分の中で志望の度合いがダントツで高かろうと、自分にとっては聖なる職であろうと、社会の中で数多い職業のひとつにすぎません。

老婆心ながら、再受験になるという方へ。新卒時に提出したあなたの書類や受験した試験結果は人事にしっかり残っています。学生気分が抜けていない、子ども時代からの夢やあこがれの域を超えていない、捨てきれていない、という印象をもたれないようにしましょう。

2第一関門の書類審査について

私は勝手に「粗選り」と言っています。気軽な新卒と違って冷やかしのエントリーが少ない分、応募者全員が真剣と見て良いでしょう。したがって、新卒よりも競争は、質量ともにシビアになります。履歴書も職務経歴書も似たり寄ったり。結論的は、面接で「まだやめていません。今の仕事でもこれだけがんばっています」と言える状況を作っておくのが大切です。書類選考を勝ち抜き、筆記・適性を突破して、一次面接へ。
その際、露骨な表現こそないものの、本質的には現職の愚痴になっている人が決して少なくなかった(勿論、当人は自覚していません)、という集団面接受験者の体験談があります。

私の身近な人が何人か挑戦した、第二新卒者を対象とした採用です。全体的な分析ではなく、あくまでサンプルなので、参考程度にしてください。ネガティブな中身ですが、希望的観測を排して臨んでいただくためにあえて書きました。

サンプル
A氏<ブランクあり>
大学学部新卒⇒運輸関係(一部上場企業)事務職⇒アルバイトほか⇒有名国立大学院⇒鉄道会社受験
⇒書類審査不合格
B氏<現職ありで受験>
大学学部新卒⇒商社営業職(いわゆる中小企業)⇒鉄道会社受験⇒書類審査・筆記試験突破
⇒最終面接で不合格
C氏<現職ありで受験>
大学学部新卒⇒機械メーカー技術職⇒鉄道会社受験⇒内定⇒現在、鉄道会社の現場管理職

このうち、気の毒だったのはA・B氏ですが、中でも複数の会社から門前払いを食ったA氏の落胆ぶりは見ていられませんでした。実際にどのような選考がされたのかは私は想像でしか言えません。しかし、次のことは言えます。

@正社員・正規職員としての立場にない人=やめてしまった人、大学再受験生、フリーターなどは、残念ながら不利(但し、企業の倒産等は、概して考慮してくれるらしいです)
A現在の勤務会社がいわゆる有名か無名かはそれほど拘っていない(残念ながら、経歴が一流大学卒、あるいは大企業勤務者を集中的に採用する例もあります)
B女性差別はだいぶなくなっている
(受験者の絶対数が少ない分、不利に見えているだけ、という意見根強し)

以上です。
補足、質問、反論、指摘など、お待ちしています。


Posted by Via at 2008年04月07日 19:11
こんにちは
受験の実情について読ませていただきました
ただ「鉄道マニア」「鉄道おたく」「鉄ちゃん」などは鉄道ファンである私が嫌う言葉です
人の趣味を軽蔑しているように思います
(「鉄道ファン」「鉄道愛好家」ならOK)
Posted by 嫌う言葉 at 2008年08月14日 14:17
私も 嫌う言葉 さん と同じ気持ちです。それらの言葉は、私が一番嫌う言葉です。


以前にも申し上げたかもしれませんが、「鉄道マニアと採用」、というテーマで常に思うことは

「マニアであること」を採否の基準にはしないほうがいいと思うし、しないでほしい。
(多くの鉄道関連会社の採否の基準、特に人事事務レベルにそんなものはないはずだと信じていますが…。)

そうすると、鉄道会社自身が「損」しそうだからです。その「損」のせいで路線を廃止するようなことだけはしないでほしい(もちろん採用のこと廃線のことは直接は関係ないはずだけど)。

なぜ「マニアであること」を採否の基準にすると損しそうだと思ったか、それは、「科学的でない」というか、「非合理的」というか、とにかく理にかなっていない考え方だと感じているからです。

それだと、「あいつはマニアだから…」というレベルで思考が止まってしまい、人を見るとき(※)「属人思考」になってしまうのではないか。そのようなことで会社的にも損を出してしまわないか、と懸念してしまうのです。

この「属人思考」で日本の多くの会社などは損をしていないかと指摘している人もいました(後述の和田秀樹氏です)。鉄道業界・会社に限らず、このことで日本社会が損しているとしたら、本当にもったいないと思います。

「マニアと採用」に関し、私は、「マニアを・マニアも採用してほしい」とは思っていません。自社で使える人物かという点で判断してほしい。その結果、落とされたのなら私も嫌な思いをそんなにしなくて済みます。
とにかく、「マニアであること」を採否の基準にしないでほしいとこのテーマについて考えるごとに思います。そして、佐藤様からすれば、私のコメントはうっとおしいかも知れませんが、やはり鉄道とかが好きだからこのようなコメントを書き続けているんだと自分では感じています。


余談
実際、私は鉄道業は全滅でしたが、自分の面接を振り返ると確かにな、と思えることがいくつもあります。
自分の出身地とは遠くの地の鉄道会社の面接で、「その地の人間になる覚悟はあるか」と聞かれ、答えられなかった。そりゃ無理だわ…。



(※)「属人思考」「属事思考」という概念は精神科医の和田秀樹氏の本で知りました。
属人思考というのは「この方・こいつが言うことだから」と、物事の是非の判断基準がその「人」に属していることです。

属事思考というのは、「人」に対する怨念や敬意などを脇に置いて、その意見そのものを吟味する、そういう姿勢で考える思考のことです。嫌いな人でも正しいこと理にかなっていることを言うこともあるし、権威のある学者などが常に正しく理にかなっていることを言うとは限りません。



Posted by 酸っぱいぶどう at 2011年12月04日 01:11
うーむ、「鉄道マニア」とされる人々の多くは発達障害者・特にアスペルガー症候群のほうかな、と思えることもあります。自分自身がそのことで悩んでいて、少しですが知識も入れてしまったので、どうしても「鉄道マニア」と「アスペルガー症候群」を関連付けて考えてしまうのです。もちろん、全ての「鉄道マニア」がそうであるとは限らないと思いますが…。

もし、興味をもたれたら、検索したり本をお読みになるなどして調べていただければと思っています。

これは、この「鉄道業界の舞台裏」というサイトを見つけ、そしてこの記事に出会ってから思っていたことでした。しかし、今までアスペルガーのことを言わなかった。下手に言うと、更に無理解と言うか偏見と言うか、悪い方向に進んでしまうのではないかと恐れていたから。

でも、あえて言うのは、彼らの持つ能力を活かすことができるのなら、鉄道業界ももっと良くなっていたかもしれない、もっと良くできるかもしれない、と思っているからです。

それなのに、「マニア・マニア」と軽蔑されているのかなと思うと残念だしとても嫌です。

2010年4月21(水)放送 NHK総合「クローズアップ現代」では アスペルガー症候群の人の就職について紹介され、
「…特定の分野において秀でた能力を持っている人も多く、周囲が障害を理解し、対応を工夫すれば、目覚しい活躍をすることも分かってきた…」

ということだそうです。
http://cgi4.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail.cgi?content_id=2880

もし、できるならでいいので、鉄道業界も「鉄道マニア」≒「アスペルガー症候群の人」を活用できればと思っています。どう活用するが一番いいのだろう。本人にとっても、会社・業界・そして社会にとっても。



とりあえず、自分自身はアスペルガーゆえに、社会的スキルが不足しているかもしれない。「社会人」になってからはそのことを常に頭の片隅に
置きながら仕事を続けてきました。




Posted by 酸っぱいぶどう at 2011年12月04日 01:34
<a href="http://www.oakleysunglassjp.com/enduring-pace-c-3_67.html">Oakley Enduring Pace</a>
<a href="http://www.oakleysunglassjp.com/flak-jacket-c-3_69.html">オークリーサングラスフラックジャケット</a>
Posted by オークリーサングラスディスパッチ at 2012年12月04日 16:12
私も幼いころより鉄道が好きで、鉄道会社に入りたいことはずっと思っていました。
しかし近年の急激な鉄道業界の人気、毎年人気企業TOP3にJRグループの企業がランクインするなど
非常に狭き門です。
私は大学を中退してしまい、専門学校に行くという決意をし、現在にいるわけですが、現実はそんなに甘くないですね。
こちらのほうでもある通り、鉄道会社は学歴にうるさく、(ここではいい大学悪い大学ではなく)
中退・留年をしたものはエントリーの時点で不合格という現実を知りました。
私鉄は一社しか受けていませんがほとんど相手にしてもらえませんでしたね。
ところで
最近の学生ではどうしてもJRにしか行きたくないという気持ちからか
大学4年次にJRを受験→不合格
なら大学院に行きもう一度JRを受験→不合格
なら専門学校に行き三回目の受験→不合格
っていう人が私の専門学校にもいることがわかり、さすがに鉄道好きの私でもそこまでするなんて、言葉が悪いですが、、アホとしか言いようがありません。
たいていそういう方は私と同じで鉄道マニアだけれども、なぜそこまでJRにこだわる理由がわからない、ただ単に鉄道マニアでJRが好きだからっていう理由で受けているんだとは思いますが・・・
Posted by 専門学校生 at 2014年05月28日 18:57
大学院までならともかく、そこからまた専門学校に行って再受験するのですか。

私が会った人でも、新卒でJRに就職できず、しかたなく別の会社に入って、中途採用で就職を果たした人がいました。

筋金入りのマニアさんです。

どんな苦労をしても、「嫌だと思ったことは一度もない」と言い切りました。
Posted by 佐藤充 at 2014年05月28日 23:33
お忙しい中ご返信ありがとうございます。
学校の教員からは
「鉄道が好きな人は鉄道を仕事にするな、趣味を仕事にする人なんて、絶対失敗する」
と言われておりました。
自分自身、鉄道が好きだからこそ鉄道会社で仕事したいというのは当たり前だろ、なんで趣味を仕事にしてはいけないんだ、という考えがありました。
しかし、こちらのサイトをみてなんとなくですが理由がわかったような気がします。
以前一年間だけ鉄道駅でのアルバイトをやったことがあるのですがやはり趣味と仕事は違うな、と思ったこともありますね。
Posted by at 2014年05月29日 20:54
なるほど、貴重なご意見です。

このサイトも少しは役に立ったようで、書いてきた甲斐がありました。
Posted by 佐藤充 at 2014年05月30日 00:19
「マニアだから採用されない」とひとくくりにされるようなことが嫌。

鉄道に限らず、就職活動に限らず、アルバイトの面接や履歴書でも要領のようなものがあるはず。

かつてはアルバイトを含めた就職活動にまったく自信がない上に、ひとくくりに「マニアは採用されん、諦めろ」的に言われたのが嫌だった。それだけ困っていたので
弟に「今のアルバイトの面接ではどう答えたの?」と聞いたことがあった。そしたら弟は「質問に対しては全て『はい』と答えた。」と言っていた。

どういうことかというと、面接での採用担当側の質問は、採用後の業務において必要な要素を聞こうとしていたから質問をするわけ。例えば、「お酒は飲めますか?」という質問をしてきたということは、恐らくだが、会社内で酒飲みごとが多くあって酒を飲めないと人間関係上支障をきたすからそういう質問をしたのだろう。
でも、俺はあるJRの面接で「酒は飲めるか?」という質問に対し「飲めない」と答えた。これだけが不採用の原因かは分からないが減点材料にはなっただろう。


現在再就職活動(もちろん鉄道会社向けではない)をしているが、
俺の失敗の一つは、「最初に鉄道会社を受験した」ということ。最初のうちは要領(やり方・取り組み方のこと)が分からず頓珍漢なことをしてしまった。それだと評価も下がるわ、鉄道会社に限らず。

先に別の業種の会社を受験して慣れてきたところで本命の鉄道会社を受験する というのが理想だが、鉄道会社の新卒採用は割と早い時期に行われるしな〜・・・。もちろん、そうしたところで鉄道会社に採用されるという保障はないが。

Posted by えええ at 2015年01月07日 16:08
あと、「鉄道マニア」ということで自信のない人は 「ソーシャルスキル」で検索をかけてみては。 佐藤さんがこの記事で出した「ダイヤの話をしたマニア」は「ソーシャルスキル」的に問題ありそう。それを身に付ければたとえ鉄道会社に就職できなかった、としても役に立つだろう。
Posted by えええ at 2015年01月07日 16:15
正直なところ、「鉄道マニア・ヲタク」とやらを排除したい雰囲気をむんむんと感じる。こういう記事からも。
その点で俺が歯がゆくて仕方ないのは、そういう雰囲気のデメリットとして、あくまでも「自分の仕事」として鉄道事業を守ろうという意識は働いても所詮「サラリーマン稼業」の意識なので「どうして自動車や航空機船舶でなく、鉄道でないといけないのか」というような意識を持った人材まで排除してしまう恐れがあること。

鉄道という交通機関ならではのメリット・特性まで理解してアピールしようという姿勢を持った人材まで排除してしまうのでは という懸念をずっと持っていました。

このことは、実際の就職活動ではとても言えませんでした。せめてここでこの指摘をさせてください。
Posted by あああ at 2015年02月15日 11:58
お断り:特定の鉄道会社を指す内容ではありません。あくまでも例として出しているだけです。(本当)

今年の10月「JR●日本30周年記念乗り放題きっぷ」という企画乗車券が、おとな1人で1万円で、その鉄道会社のインターネット予約で一日あたり3000枚限定で発売との事。

商品内容に対して格安なので購入を試みたが案の定サイト上の混雑から購入は困難だった。

ここで言いたいのは、愚かな奴らは「鉄道がらみのことで何かあると短絡的に『マニアが・鉄ヲタが…』と思考して軽蔑する」ということ。

今回の乗り放題乗車券の場合、「格安の商品で数量限定なので予約が殺到する」、という物事において一般的な性質があるのに、それでも「マニアがどうのこうの…」と言って軽蔑する。

つまり、「鉄道マニア・ヲタ」という言葉の使われ方自体が、軽蔑的・侮辱的なので 私はそういう概念で物事を考える輩は大嫌い。(鉄道関係者であるかに関わらず)

そして、「鉄道マニアと採用」というテーマで食いついているのは、もしも鉄道関係者がこんな非合理的な思考で人事選考しているとしたら、それは鉄道会社・業界にとっても損失を招く懸念があるからで、そのようなことが原因で
鉄道事業の継続に対して情熱がある人が排除されることがあるとしたら と想像するとやりきれなくてたまらない。
Posted by ・・・ at 2017年09月09日 05:47
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